タイトル通り。今回はTOEIC Listening & Readingという一番メジャーでよく使われるやつについてお話します。
TOEICの参考書を紹介するからにはある程度の信頼が必要ですね。
私の最新スコアは以下の通り。
もう1年半くらい前ですね。そろそろ受けなおさないと期限が切れます。
そこそこ高い方じゃないでしょうか。
ここまでじゃないけど、受験とか就活とか昇進とかその他もろもろで700点くらいは超えたいんだよね……みたいな人にオススメの教材を紹介しようと思います。
ちなみに、「TOEIC、満点狙ってます!」みたいな人は他にいいブログがあると思うので探した方がいいです。
今回紹介する参考書とか問題集とか、全部私が使ったやつです。
ここに紹介する奴を使って、大体1年半くらいで630点くらい(たぶん)からここまで上げました。たぶんみんな+200点くらいは行けるんじゃないでしょうか。
まずは以下の雑チャートを試してみてください。(一番下の可愛いイノシシは今年の年賀状で使った自作イノシシです)
やりましたね?じゃあ番号順に紹介していきます。
①TOEIC公式問題集(模擬テスト)
まずはこれ。これがないと始まらない。
1回解いてみてください。採点してください。たぶん初めてなら絶望します。
TOEICはPart1~Part7まで分かれています。Part1からPart4がリスニング、Part5からPart7がリーディングです。自分がどの分野が苦手なのか、どのPartで点が取れないのか把握しましょう。問題集の大部分がPartごとに分かれているので、選ぶためにも1回解きましょう。
それからリスニングのPart1,2すらダメだという人。Part1,2は落としてはいけません。ほぼ公式問題集通りの問題が出ます。公式問題集の解説もしっかり読み込みましょう。それでもダメな人はPart1,2用の問題集で数をこなしてください。
(わたしはPart1,2の形式は得意なので他に問題集買ってないです……オススメできずすみません。)
公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 4
- 作者: Educational Testing
- 出版社/メーカー: 国際ビジネスコミュニケーション協会
- 発売日: 2018/10/10
- メディア: 大型本
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私が持ってるのは1だけですが、最新版を買った方がよいです。
時々問題の形式や傾向がかわるので……
②TOEIC L&R テスト いきなり600点!
「前回400点だった……」「模擬やってみたら300点しか取れんかった……」そういう人はこの参考書を覗いてみてください。本屋でぱらぱら~っとやるだけでもいいです。
とにかく解説が易しい&優しい。
英語力だけじゃなくて、TOEICのコツみたいなのも解説してくれてます。
問題も600点取るために必要な問題だけに絞ってあり、ガチ勢でも落としそうな難しいやつは入っていません。この1冊完ぺきにやれば550~650点くらい行くと思います。
私が最初の630点取ったのは、これと公式問題集だけ使ってました。
ただ、私はもともと英語そんなに嫌いじゃないタイプの人だったので行けましたが、行けそうにない人はこの続きを読んで苦手分野の対策もした方がいいかもしれません。
オススメは文法です。
文法は点が取りやすいし、ここで早く進めればそれだけ長文読解の時間がとれるからです。
本屋さんで帯がついてることがあります。女の人2人が映ってる幅広の帯です。
③TOEIC(R)テスト Part 3 & 4 鬼の変速リスニング
私のリスニングがのびたのはこれのお陰。
0.7倍、等倍、1.5倍、2倍、2.5倍の速度の音声がダウンロードできます。
正直2倍とか2.5倍とか使いません。
苦手な人は0.7倍で、そこそこできるひとは等倍でシャドーイングをします。
シャドーイングとは、流れてる音声に対して1拍遅れて音読していく方法です。
英語のリズムとか、いわゆる「お約束」に慣れることができます。話せることは聞き取れるので、だんだん聞き取れるようにもなります。
最初は文を見ながら、だんだん文無しでできるようになりましょう。
1.5倍は耳慣らしで聴いたりもします。
この問題集としても流れがあって、面白いおいちゃんたちがガイドしてくれるので、そのガイドに従って学習を進めても一定の成果が出ると思います!!
TOEIC(R)L&Rテスト Part 3&4 鬼の変速リスニング1 (TTT速習シリーズ)
- 作者: テッド寺倉,和泉有香(Joy),天満嗣雄
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2018/07/25
- メディア: 単行本
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わたしが使ってたのは旧版でしたが、中身はそれほど変わってないようですので、ぜひ。
④「特急」シリーズ
たぶんTOEIC対策本で一番有名どころではないでしょうか……。
山のようにシリーズ本があります。どれも秀逸です。
この問題集のいいところは、
・一問一答形式であること
・答えが次のページにあること(めくらないと見えない)
・解説がわかりやすいこと(かなりテクニックの解説もある)
文法の根本的な理解よりも、TOEICの点を取るための文法書です。
「どこ」と「どこ」を見れば正解が導き出されるのか。
この形なら、この選択肢、というのがはっきり書かれています。
時間がない、早く点を取りたい!という方にはめっちゃオススメ。
文法の基礎みたいなのはつくので、文法を根本的に身に着けたい人は、これで点が取れるようになってからゆっくりやればよいと思います。
Partごとの商品も出てますが、大きさと形式上、文法のを使うのがおすすめです。
ただ、自分に合うと感じたらどんどん他のやつも使ってください。
⑤「究極のゼミ」シリーズ
一問一答より、がっつり!腰を据えて!やりたいんだ!という人には「究極のゼミ」シリーズがおすすめです。文法ならPart5,6ですね。
とにかく問題数がおおい!いっぱい解ける!
あと解説がわかりやすい!かなり詳しい!
あとやりがちな選択肢のミスとか、疑問点の解説もあります。私の心読んだ?みたいな勢いで疑問が解消されていきます。
問題解いてからページをめくると解答、という形式なのも◎。
私はPart5,6しか使いませんでしたが、他のPartのやつも評判いいらしいですよ。
【新形式問題対応】TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 5 & 6
- 作者: ヒロ前田
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2017/02/28
- メディア: 単行本
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⑥TOEIC(R)テスト やたらと出る英単語 クイックマスター
わたしはこれ。だってやたらと出たから。
1つの例文につき3つの単語が覚えられます。
ときどき面白い解説がついています。
章ごとに復習ページとして、その章で出てきた単語の一覧があります。
最後の方に日→英のチェックリストがあります。
赤シート式です。
かなり私の好みに合ったものだったので、かなり使い倒しました。
ただ、単語帳はそれぞれ好みがありますし、一般的に評判がいいのは「金のフレーズ」です。選ぶときの基準は
①開きやすいこと
②持ち運びやすいこと
③自分の目が滑らないこと
の3点です。
①②は大きさの問題ですね。どこでも持ち歩いて開いて、接触を増やせば増やすほど頭に入るので。
③は好みの問題です。私にとって「金フレ」は目が滑ったので使えませんでした。
あと単語帳は回数が命です。「この章覚えたら次いこ」とか言ってちゃダメです。とりあえずめくりましょう。できるだけ少ない日数で1周しましょう。2周目からはできた単語に印をつけましょう。3周目からはできたやつは飛ばしましょう。とにかくめくって、全部の単語と接触していってください。
もしかしたら後ろの章に2回見ただけで覚えられる単語がいるかもしれないのに、そこまでたどり着けなかったらもったいない。どうしても相性の悪い単語はあるので、そいつは飛ばしちゃってください。大丈夫だから。
[新形式問題対応/音声DL付] TOEIC(R)テスト やたらと出る英単語 クイックマスター TTTスーパー講師シリーズ
- 作者: テッド寺倉,上原ちとせ
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2014/01/15
- メディア: Kindle版
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TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)
- 作者: TEX加藤
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/01/06
- メディア: 新書
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一応「金フレ」も。TOEIC満点の人たちの間で評判がいいやつです。
⑦TOEIC公式問題集
あえて戻りましょう。公式問題集です。
長文を読むときの集中力って、マラソンの体力と同じで、数をこなして距離をこなして慣れていく&体力つけていくしかないんですよ。
で、一般的な英語学習ブログでよく、多読とか英語雑誌(English Journalとかね)勧められてますけど、TOEICの点が欲しいんですよね?そしたらTOEICの問題集読んだ方がいいです。パターンがあるので。幸い公式問題集1~4まで出てますし、①のシリーズ以外にも公式問題集あります。
2017年に形式が変わりましたが、旧形式の問題集でも大丈夫です。使えるところは使えるし、TOEICの世界はそれほど変わっていません。
(TOEICの世界=TOEICの問題上で繰り広げられている世界。大体ミーティングは時間も場所も変わるし、服は値引きされるし、予約の電話をめちゃくちゃする)
コツは問題を先にさらっと読んで、何が聞かれてるかなんとなーく把握しておくこと。それから長文を読み始めて、問題で訊かれてることを探しましょう。問題①で訊かれてることを見付けたら、問題②で訊かれていることはそれ以前にはありません。
長文の時系列と問題の時系列はそろっています。(この言い方でわかるかな……)
公式問題集で使われている単語やら文法やら全部頭に入れば満点取れるんです。7割くらい入ってれば700点取れます。あとは複数文書をどう読むと自分の頭に入りやすいか、読みやすいか、練習してください。
- 作者: Educational Testing Service
- 出版社/メーカー: 国際ビジネスコミュニケーション協会
- 発売日: 2016/02/18
- メディア: 大型本
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新形式に変わって、私が最初に使ったのはこいつです。公式です。
長い記事になってしまった……
飽きずに読んでくださった健気な方、たぶん目標スコア取れるので大丈夫。
一緒に頑張りましょうー
私もそろそろ受けるので応援してください。私もあなたを応援しています。
何かあったら気軽にブログのコメントとか、Twitterとかで訊いてください。
Twitter→@uimy28