これから先、いろんな記事を書こうと思っているのですが、この記事を書いておかないと分かりづらいことがあるので先に書いておきますね。
吐き出したいだけなので、読み流す方が精神衛生上よいかもしれません。
高校時代の吹奏楽部の話です。
私は中高吹奏楽部でした。
中学校のころ、なぜか入部希望者のうち吹ける人が私を含めて2人しかおらず、もう一人はコントラバスに行ってしまったので、私は半強制的にオーボエ奏者になりました。
楽器を吹くのはすごく楽しかったけど、なんとなく人間関係に馴染めないまま高校へ。
新しいことをやりたい&吹奏楽部の上下間系とか女社会が怖かった私は別の部活に行きたかったんですけど、親に「運動部か吹奏楽部以外許さん」と言われて、大喧嘩の末、吹奏楽部へ。楽器吹くのは楽しいしまぁいっか~って。
やっちまった。
無理を承知でも運動部に行くか、全力で親に抵抗してほかの部活に行くんだった。
①前置き:私も普通に悪かった
高校生1年生後半ごろでからしょうか、私はめちゃくちゃ寝るようになってしまいました。
夜中の11時から1時までの間に就寝、7時頃に起床。日によっては確かに睡眠時間は短め。
でも学校生活の9割寝てるのはおかしくないか?
無理にでも起こしてくる数学の授業と体を動かす体育の授業以外はほとんど寝てる。体育の授業も先生の話を聞くために座った瞬間寝落ちる。
なんかもう座るのがスイッチのように寝ていました。
これは3年生まで続き、センター試験でもうつらうつらする始末。
大学に来てからはだいぶ改善されました。
当然部活でも寝落ちる。吹奏楽部の人なら分かると思うんですが、合奏中、暇になる時間というのがあります。
その時間に頭ががくがく揺れます。
当然先輩やら先生やらに怒られます。
その説教の最中にも意識が飛ぶ始末。
楽器を吹きながら意識が飛びかけたこともありました。
今思い返すと軽度のナルコレプシーなのかと思いますが、当時はそんな知識もなく、みんな私が怠惰で、やる気がないのだから寝るのだと、そういう風になりました。私もそう思っていました。
私を攻めるだけの土壌は完成していました。
②先輩後輩もメンタル不安定だった
高校のときに同じ楽器だった先輩は、1つ学年が上ですが、高校からオーボエを始めた人でした。私より経験が2年少ない計算になります。
でも、吹奏楽部というのは上下関係が執拗なほど強調されますので、私は大人しく先輩にファースト(第一奏者)を譲り、ソロを譲り、大人しく大人しく過ごしておりました。
そしたらある時、合奏中に先生が、先輩にソロを何回か吹かせたあと、「いまいち。おい、◯◯(私です)吹いてみろ」。
吹奏楽部の上下関係は先生を頂点とするピラミッドです。仕方なく吹いたら「ここは◯◯でいく」と。
おいおいおいと思いました。先輩からの刺すような視線を感じました。
そんでその年の冬。アンサンブルコンテスト(少人数の吹奏楽の大会)の代表に、私が選ばれて、先輩が選ばれなかった。これが致命的でした。
先輩は、私と一緒に練習をしなくなり、練習を見てくれることもなくなり、次第に朝練の連絡が回ってこないというような嫌がらせが始まり、結局次の年に「耳の病気」を理由に部活に来なくなり、不登校になり、単位が足りないので転校しました。それが高校二年生のころ。
途方にくれました。
当時パートの3年生はその先輩だけ。
パートリーダー会議には仕方ないから私がでる。
2年生だから意見は通らず、同輩をやめさせた張本人だと蔑まれ、身動きとれなくなっていました。
しかも部内にその人の彼女がいたりしたので、なかなかやばめな状況でした。
で、その頃、1学年下の後輩も情緒不安定でした。
土日の練習にこない。家を出ているらしいが学校には来ていない。大急ぎで探し回ると公園にいて、部活に行きたくないという。そりゃそうだ。私もいきたくなかった。
でもそれを説得して部活に連れていかなきゃ私が怒られる。後輩が辞めでもしたら監督不行き届き、ちゃんと面倒を見れなかった先輩のせいになる。
なんとか部活に連れていくものの、同級生とトラブルを起こしまくり、なぜか私が先生に怒られる。意味がわからん。
あのとき庇ってあげられたら良かったなぁと今は思いますが、当時はもういっぱいいっぱいでした。ほんとうにごめんなさい。
そのあたりで、私のナルコレプシー(疑い)もどんどんひどくなり、パート全体が「部活の邪魔者」みたいになりました。
その次の年に入ってきた男の子。
忘れもしない9月1日。
朝練のあと先生に呼び出されました。
「××(その男の子)、今日パジャマに裸足で家を抜け出したそうだ」
は?
「理由は部活に行きたくないかららしい。このままだと不登校になりかねんから、部活は辞めさせる」
はぁ。なるほど……
まあわかる。集団行動とか規律とか上下関係とか苦手な子だった。そりゃそうなる。ごめんな、ちゃんと守ってあげられなくて。
その後、その後輩が辞めた詳細は部内に広まらず、私の監督不行き届きで、説得できず、後輩の面倒を見れない私が悪いという雰囲気になんとなくなって終了。
私もメンタルが安定している方ではないので、振り回されに振り回され、情緒不安定の結果たぶん八つ当たりもしてたと思います。
後輩たち、ちゃんと面倒見てあげられなくてごめんね。
長くなりすぎたので後編に続きます。