やりたいことをやるつもり

なんでもかんでも記録する。

夜が怖くて引っ越した話(心霊系ではない)

8月という中途半端な時期に引っ越しをしました。

別に留学してたとかそういうのではなく、夜が怖くなったから。これからその記録を残しておこうと思います。

 

1.色々と起こりすぎた

起こったことを時系列順に並べると以下の通り。

①2018年9月

・つくば警察署から「お伺いしたいことがあります」という旨の手紙
→電話すると、「不法侵入が多発してるけど、怪しい人みかけてませんか?」「いいえ見かけてません」で終わり。

・その数日後電話で「不法侵入犯が捕まって、あなたの家の敷地に侵入したとのことだけど、刑事的な処罰を望みますか?」
→わざわざ不動産会社とか大家じゃなくてうちに電話してくるってことはベランダでは……?
→室内には入ってないとのこと
→自身にはとくに被害の認識なし

→不動産屋には連絡がいっていなかった

 

警察の番号であることはきちんと確認した上で連絡を受けました。
最終的にTVつきインターホンつけてもらう&いくつかの防犯グッズで対策することに。

 

②2018年10月

・荷物の不着?盗難?が発生。所属してた学会からの本と振り込みの用紙の荷物だった。
→不動産と警察に連絡。9月の件とは関係ない&再送してもらえるならいいんじゃない?とのこと。
→ヤマトに確認をとると、配達員がポストに入らず、ドアノブにかけたことを覚えていた(補償はついてない配送だった)

 

結局、振り込みの用紙だけ再送してもらいました。


③2019年5月

・郵便物の不着?盗難?あり。祖母からの手紙
→郵便局で調査してもらったが見つからず。特に重要なものでもないため諦めました。

 

④2019年6月

・ドアスコープが外れかけていた
→ネジ状の構造が見える状態
→古くなって緩んだのかな?と思って手でてきとーに閉めた
→あとから、ピッキングや覗きの常套手段だと知った
→確認したら、手でてきとーに閉めたにも関わらず、固く閉まっていた。誰かが閉め直したか……?

 

2. 神経質になってしまった

①のときは、「捕まったんだ~よかった~」と思って、TVインターホンもつけてもらったし安心!みたいな気持ちでした。戸締まりは前より気を付けるようになったけど。

②のときは、本が入っている包みだったこともあって、単純に盗難or近隣の人に間違って届いたけど名乗り出てくれない、だと思いました。

③のとき、愛媛からの手紙だし、郵便局同士の移動の際、どこかで紛失されてしまったのかもしれない、と思いました。

④のとき、もうここには住めない、と思いました。

 

④が起こったあと、物音に敏感になりました。

隣の人に事故か故意かわからない壁ドンされてたんですけど、それが怖くてテレビの音量をめちゃめちゃ下げたりしました。

アパートの階段を誰かが上る音で目が覚めたりしました。というか寝付きが悪くて夜明けまで起きてることも増えました。

物音に敏感なのに一人で静かなのが怖くてYouTubeをイヤホンつけて流しっぱなしで過ごすようにもなりました。かと思えば、「イヤホンつけてると誰か来ても気配に気づけない!」と怖くなってつけたり外したりしてました。

 

でも引っ越しが終わって考えると、というだけで、そのときは普通だと思ってました。

研究室のソファでよく眠れた日に、自覚していないだけでだいぶ負荷がかかってる、ということに気づきました。

 

これで、ついてくる人がいる!無言電話がある!変な手紙が届く!ということなら警察に相談できたかもしれません。でもなにもなかった。一連の出来事が同一犯なのか、たまたま連続しちゃっただけなのか、判断できなくて、だから気持ち悪くて怖かったです。

 

あと一番ぴりぴりしてた時期に来て、インターホンで不明瞭に名乗ってドアの前から動かなかったNHK、お前だけは許さん。

 

3. 不用心は怖い

私わりと田舎の方からつくばまではるばる出てきてます。

家に人がいれば玄関の鍵はかけず、洗濯物は下着を含めて外に干し、季節がよければ夜は窓を開けて寝るような家です。(一人暮らしの人はもう少し気を付けてるのかも?)

大都会つくばで初めて一人暮らしになった私は一応色々調べたりして、家にいるときでも鍵とチェーンをかけ、夜は窓を閉めて鍵をかけ、下着はタオルに隠して干したりしていました。それで大丈夫だと思ってました。やりすぎじゃね?とも思ってました。

だってまわりにたくさん同級生住んでるし。

大学の近くだし、大学の近くに交番も警察署もあるし。

安心だなー、と。

 

そんなことで安心してたらまずかったようです。

用心はいくらしても足りないっぽい。

 

去年、親に車買ってもらったんですよ。

夜暗くて、バイト帰りが危ないから、って。

今思い返すと本当によかった。

もしかしたら、車がなければどこかで襲われていたかもしれません。

不用心にも自転車で夜中に帰ってきたり出掛けたりしてましたからね。

 

4. そして引っ越しへ

この辺はばったばたで特に言うこともありません。

親と相談してオートロック付マンションへ引っ越しました。1ヶ月くらいで引っ越しの手続きと移動が全部終わりました。わりと手続き自体は簡単ですが、お金はかかります。なんで不審者のためにお金を使わなきゃならんのだ(ほぼ親に出してもらったにしても)。

 

友人、バイト先の先輩後輩、恋人等々に手伝ってもらいました。みんなお手伝いありがとう。本当に助けられました。

 

今のところひと安心しています。換気もよくするようになったし、ポスティングの投函音や夜中の足音、ピンポンに怯えなくてよくなりました。

 

 

5. まとめ

ここまでしても、不審者が郵便局員とか市役所の人とかヤマトのお兄さんとか大学関係者だったら住所バレも一瞬&オートロック開けるからどうしようもないけど。

 

今でも時々思うわけですよ。

大学もバイト先も変わってない。

新しい住居なんてつけられたらすぐ分かってしまう。

オートロックでも駐車場は無防備だし。なんなら誰かのあとつけて入ろうと思えば入れるし。

 

ストーカーだと確定できない私ですらだいぶ怖いので、ストーカーが確定してる方は本当に本当に怖いんだろうと思いました。所属してる組織全部離れて、土地も離れて、それでも居場所がばれたりするわけだし。

 

みんな本当に気を付けて、用心深く生活してください。性別限らず。私も気を付ける。

 

絶対に犯罪行為をするやつが悪いのは間違いないんだけど、それでもその悪いやつのために死にたくはない。

「自衛しなかった方に問題がある」ではなくて、悪いやつがいなくならないから、「仕方なく」自衛をする。

 

本当なら私は夜は窓を開けて自然の風に当たりつつ寝たいし、夜中にお散歩したいし、洗濯物は全部日光に当てたい。

でも死ぬのは嫌なのでしません。

大袈裟だとは思いません。死んでもおかしくなかった。

たまたま気づくのが早くて、車を持ってて、引っ越しが間に合ったから生きてるだけ。

 

早く夜が怖くない日が来るといいなと思います。