2020年の目標として、「バランスの取れた生活」を掲げた。
メンタルのバランス、体調のバランス、金銭的バランス、時間的バランスを取って、何とか安定した生活を送りたい、計画性のなさを克服したいと思った。
体調のバランスは、時々メンタルに引きずられて崩れるけど、ダイエットによって食事と運動習慣が改善されて、だいぶ安定するようになった。
金銭的バランスは、9月までぐっちゃぐちゃだったが、何とか立て直して、12月から楽になる見通しがついた。
問題はメンタルのバランスと時間的バランスである。
メンタルのバランス
メンタルはもう仕方ないところもある。今年は悲しい出来事が多かった。
ただ、悲しい出来事があったときに悲しくてメンタルが不安定になるだけでなく、崩れたあと連鎖的に「自分に価値がない」「自分は怠惰で何もできていない」という関係ない方向にも崩れ始めるのがよくない。
幸い希死念慮はあまりない(死んだ方がいいと思うときもあるけど、周囲の人が悲しむ・迷惑をかけると思うとやる気にならない)し、痛いのが苦手で自傷行為もほとんどない(普段食べない辛い物とか炭酸を摂ったり、爪を噛んだりなどの甘っちょろい自傷はする)。
ただただ、メンタルが疲れたときは本当に何の気力もなくなって横になって動けなくなって泣く。というかそれが「私は怠惰で何もできなくて価値がない」という感情を加速させる。
趣味に対してもやる気が消滅するので、気分転換もできず、本当に横になるだけになる。本来の私は多趣味で気分転換の方法もたくさん持っているはずなのに。
今は少し持ち直していて、次メンタルが崩れる時に、少しでも崩落を少なくする方法を考えている。
例えば
- 自分に合わせた生活リズムの確立(メンタルが崩れていても自動で動けるようにする)
- 休むことへの罪悪感を持たない(罪悪感もって休むと内臓と頭が疲弊する。つらい)
- 動き出すときの負荷を軽くする(メンタルが崩れたとき、少しでも動きやすくなる工夫をする。15分の砂時計の導入と、やる気の出る作業用プレイリストの作成を計画中)
- 部屋を整えて維持する(部屋が散らかっているとメンタルが崩れた時に「私はなんてダメな奴なんだ」が加速する)
- 人と自分はやるべきことも体力も精神力も能力も違うことを認識する
最後のは、人から言われたことだけど、割と私の中にすとんと落ちた。
「自分のやるべきことが3日で終わるなら、周囲の人と同じように働かなくても大丈夫」
「半日の集中のために1日の休息が必要なら、それはもう仕方ないから休息をとる」
「体力と精神力には個人差があるので、他人と作業量や時間を比べてはいけない」
私は、自分が精神力が強い方だと思ってきた。打たれ強いし、気が強い。
ただ、近年、「自分でする自分への攻撃」に弱いことに気が付いた。人からの攻撃は(一旦は傷つくけど)回復が早い。自分で自分を「役立たずだね」「○○になる/○○をする資格がないね」「怠惰だね」「素質がないね」「ダメな奴だね」と思うのは本当にメンタルにくる。やめたほうがいいと思っているが、難しい。
なんとか思考を転換させて、メンタルを安定させて、それに伴って生活や進捗を安定させるのは2021年も引き続き課題になりそうだ。
時間的バランス
時間的バランスに関しては、以前からなんとなく行っていたGTDメソッドに、To-Do-Todayというメソッドを追加した。
GTDメソッドは、頭の中に考えていることやToDoを全部(本当に全部)書き出して、ToDoやアイデアメモ、カレンダー、ゴミ箱等々に振り分けるメソッドだ。
(詳細はちゃんと本を読んだ方がいい。私は頭の中がすっきりするので楽になった)
To Do Todayは『先延ばし克服完全メソッド』という本に書かれていた手法だ。
ToDoリストの中からその日やらなきゃいけないことを紙に書きだして、矢印で優先順位をつける。終わったらチェックする。
これの良いところは、やることの順番が決まってるので何も考えずに動けることだ。私はiPadのメモで作成している。(字が汚いけど自分用なので読めればヨシ)
GTDは確かに頭がすっきりするけど、ToDoが溜まっていくばかりで中々進まなかった。
ちょうど春学期に自分の進捗管理をするための授業があり、それを機にTo-Do-Todayを追加して進捗管理を行うことにした。
結果としてはまあまあ成功し、進捗管理ができるようになったのだが、メンタルが崩れると同時にTo-Do-Todayの作成をサボった(というかできなくなった)。
今ちょっと回復してきているので、また再開したいし、習慣にして、メンタルが崩れてても書くようになりたい。「今日は一日休む」の一言でも書ければ違う気がする。
ということで2020年あと2か月ちょっと、生き延びましょう。